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京と若狭をつなぐ 御食国アカデミー創設記念シンポジウム開催

2月12日(月・祝)、京都烏丸コンベンションホールにて、御食国アカデミーのスタートを記念するシンポジウムを開催いたしました。

当日は厳しい寒さの中、飲食施設、旅館・ホテル、観光関係等、多方面の方々にお集まり頂いた中、「御食国アカデミー」の創設を宣言する運びとなりました。

 

第一部は基調講演として、若狭町のふるさと大使も務められる菊乃井の村田様を講師にお招きし、古代から現在に引き継がれてきた食文化の類似性から、京都と若狭のつながりを分かりやすく紐解いて頂きました。

 

第二部はパネルディスカッションとして、「御食国アカデミー」が今後担っていく役割について意見交換が行われました。

日本遺産統括プロデューサーの本田様が進行役となり、

鯖街道のふもと、「山ばな平八茶屋」の園部会長からは、おばま若狭はそばの栽培も盛んであることへの「気づき」から、そばを活かした料理の開発等を通じて料理人にも新しい気づきを提供するような取り組み等のご意見を頂きました。

次に小浜市・若狭おばま御食国大使も務められる「草喰なかひがし」の中東代表からは、おばま若狭への訪問を通じて、おばま若狭は食本来の意義を学ぶ有意義な場所であること、より積極的に京都での発信をしていくこと等のご意見を頂きました。

また、4月に食マネジメント学部の開設を迎える「立命館大学」の井澤教授からは、地域にあるアイデンティティーを活かし、プロが継続的に訪問し、学びを得る場を作る工夫や、常に世界発信を意識した取り組みが重要である等のご意見を頂きました。

 

これからも歴史的につながりのある京都や料理人の方々と連携し、地域の方々と一体となり、国内外の誰もが日本の食文化の魅力を堪能できる場所となるべく、御食国アカデミーを発展させていきたいと思います。

今後とも、ご支援のほど宜しくお願い致します。

創設宣言の様子